昔々、時代は当院の院長、鈴木直人がまだ初々しい18歳の時です...。
私はトライアスロンの練習中に腰に激痛を感じました。
「何だこの痛みは。なんか足までしびれてきた…。」
そして私はうずくまる様に倒れこみました。時間はもう夕方です。
病院はやっていません。仕方なくガマンしながら寝ることにしました。
次の日に病院に行き、診察の結果は「腰椎椎間板ヘルニア」でした。
私は、足がしびれて30分も立っていられない状態になりました。
しかしこの時から私の「治療家への道」が始まります。
整形外科には毎日通いました。でも私のヘルニアは一向に良くなる気配はなく、知り合いに奨められて整体に行くことになりました。
「治るんなら何でもいいや。」
そう思い、ヘルニアのために治療に通いました。10数回通っていると、その整体院でなぜか私はスカウトされました。
「君も治療家になりなさい。」
日頃からカラダのことを勉強していたので、どうやらそれが整体の先生に気に入られたらしい・・・。
鈴木は、ヘルニアの為通っていた整体の先生にスカウトされて治療家の道に入ってきました。
学校や弟子入り、さらに勉強会やセミナーなどを経て、14年前に辻堂で出張整体を始めたのです。当時、辻堂で出張整体をやっているところはありませんでした。
最初は患者も少なくとても大変でした。
生活のためにアルバイトもしていました。
その頃の数少ない患者さんが、25年経った今でも、調子が悪くなると必ず来てくれます。
出張整体を始めて5年、友達に「辻堂西口の広瀬整体院で治療家を探しているから行ってみて」と言われて鈴木は行ってみました。
広瀬整体院の先生は、整体を辞めてしまおうかと思っていたらしく、「君1人でやってみなよ」と突然言いました。
鈴木はいきなり面を食らい「えっ」と思いましたが、元々自立心の強い鈴木は、「はい、分かりました。自分で切り盛りします。」と2つ返事でOKしました。
しかしココからが前途多難の道が待っていたのです。