更新日:2024.08.22
執 筆:整体師&カウンセラー 鈴木直人
この文章を書いているのは8月15日。
お盆休みや夏休みの楽しい時期ですが、とても暑いので、ちょっと動くと疲れることがありますよね。
そんなときに大事なのが「ビタミンB群」です。
ビタミンB群は神経ビタミンといわれ、私たちの体や心が元気に動くために、とても大切な働きをしてくれます。
ビタミンB群には、ビタミンB1、B2、B6、B12などいろいろな種類がありますが、それぞれが重要な役割を持っています。
例えば、ビタミンB1は、食べたご飯やパンをエネルギーに変えてくれます。
もしビタミンB1が足りないと、エネルギーがうまく作れなくなり、すぐに疲れてしまったり、気分が落ち込んでしまったりすることがあるのです。
次に、ビタミンB6は、「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンを作るのを助けてくれます。
セロトニンがたくさんあると、心が落ち着いて、ストレスを感じにくくなります。
また、ビタミンB12は神経の働きをサポートしてくれる大切な栄養素です。
ビタミンB12が不足すると、集中力がなくなったり、イライラしやすくなったりすることがあります。
このビタミンB群をたくさん含む食べ物には、夏にぴったりなものがいくつかありますので、紹介しますね。
夏バテ予防に効果的な豚肉の生姜焼き
豚肉にはビタミンB1がたっぷり含まれています。
夏バテ予防には、豚肉の生姜焼きや焼き肉が効果的です。これを食べると、元気が出ますよ。
卵にはビタミンB2やB12が豊富です。
夏の朝ごはんに、ゆで卵やスクランブルエッグを食べると、元気に一日をスタートできます。
サバやサケにはビタミンB6とB12が豊富です。
お魚をグリルして焼き、レモンを絞ると、さっぱりして美味しい夏のごちそうになります。
ほうれん草にはビタミンB6がたくさん含まれています。
ほうれん草のおひたしは、冷やして食べるとさっぱりしていて、夏でも美味しくいただけます。
ビタミンB群は水に溶けやすいので、調理方法にも工夫が必要です。
豚肉は焼いたり、炒めたりするのがおすすめです。
お魚もグリルで焼くと、ビタミンB群をしっかり摂ることができます。
ほうれん草はさっと茹でて冷やすと、栄養が逃げにくいのでおすすめです。
近年、暑い夏がつづきますが、ビタミンB群がたっぷり入った美味しいご飯を食べて、神経を正常化して元気に過ごしましょう。