心と体を整え、新たな年を元気に迎えましょう

更新日:2024.12.26

執 筆:整体師&カウンセラー 鈴木直人

今年も残るところあと少しとなりました。

今年一年は皆様にとってどのような年でしたか?
年末年始は一年の疲れが出やすく、自律神経のバランスが乱れやすい時期です。

普段の疲れやストレスを引きずったまま新年を迎えると早々に気分が落ちてしまいますので、心と体をしっかりリセットし、心地よいスタートを切りましょう。
今日はそのコツをお伝えして一年を締めくくりたいと思います。

体を整えるためのコツ

1.とにかく寝る

眠る時間が多ければ体の元気が早く回復します。
疲れている方は、昼でも朝でも眠たい時に寝るのが一番深く眠れます。

深く眠ると脳の疲労や有害物質がはがれ出やすくなりスッキリします。
年末年始のお休みにたっぷりと寝てみてはいかがですか。

2.軽めの運動

ゆっくり寝たら次は体を動かすことが重要です。散歩やラジオ体操で血流をうながします。

筋肉を動かしたり関節を動かしたりする刺激は脳に伝わり脳が活性化し、その数時間後には鎮静化します。つまり、またよく眠れるということです。

3.栄養バランスを整える

睡眠・運動の次は栄養です。
この3つは健康の3大要素です。
栄養のことを細かく書くとそれだけでかなりの量になってしまいますので、ここでは一つ。
「いろいろなものを食べる」です。

野菜がいいからと野菜ばかり食べるのも実はあまり健康に良くありません。お肉もお魚も卵も様々なものを食べることで自然と色々な栄養が取れます。
控えた方がいいのは、カフェイン、砂糖、小麦、乳製品ですが、まぁお正月ですし、たまにはおいしいものを食べるのもいいでしょう。

心を整えるためのコツ

1.「今、この瞬間」に意識を向ける

人間は、過去の後悔や未来の不安で心がいっぱいになりやすい生き物です。
そのため、意識を過去にも未来にも広がらないように「今」に集中しましょう。

例えば、体に意識を向けてみてください。
座っているならば椅子に触れているおしりを意識してみてください。
左右どちらに体重がかかっているか、あるいは左右どちらが暖かいか、など体を感じようとすると、自然と「今」に意識が向きます。
すると、神経が整い脳もスッキリしやすくなります。

2.感謝できる人に感謝の思いを声に出す

もし、あなたが感謝している人がいましたら、その人を思い出し、感謝の言葉を思い浮かべてください。

本人に言うのは恥ずかしかったり、そもそも本人と会えなかったりする場合もあるでしょうから、その本人が目の前にいると思って感謝の言葉を声に出してみてください。
感謝という気持ちは、副交感神経を活性化させますので体の回復も促進されます。

3.自分をねぎらう言葉を声に出す

一年間がんばった自分に「お疲れさま、よくがんばったね」と声をかけてみましょう。
自分のがんばりを認めることは、最大のエネルギーとなります。


今年一年、自律神経の不調や心の不安を抱えながらも努力された皆様へ、心からのお疲れさまという言葉をお送りします。
完璧でなくても大丈夫。
少しずつ、自分をいたわることが体と心の健康への第一歩です。

2025年も、皆様の健康と笑顔をサポートしてまいります。
どうぞ良いお年をお迎えください。


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