更新日:2023.10.26
執 筆:整体師&カウンセラー 鈴木直人
ストレスに打ち勝つ!
このブログをご覧いただいている方は、ストレスで体調が悪くなっている方が多いと思います。
そのため、いったん休むことで体調を落ち着かせていると思います。
しかし、また同じようなストレスで体調が悪くなる。
こんなことを繰り返している人はいないでしょうか。
実は、復職や復学がうまくいかないのも、上記のようなパターンです。
つまり…
ストレス
↓
体調が悪くなる
↓
休む(ストレスから遠ざかる)
↓
体調が回復する
↓
仕事や学校に復帰する
↓
ストレス
↓
体調が悪くなる
このようなことを繰り返している方が多くいます。
なぜ、このようなことが起きているかというと…
体調が悪くなった原因であるストレスを乗り越えられる力がつかないまま復帰してしまうからです。
復職後に体調悪化する人は多い。
ストレスで体調が悪くなったらストレスから遠ざかるのは大切です。
しかし、体調が戻ったときに大切なのは、ストレスを乗り越えられる力をつけることです。
これがないままに、またストレスにさらされると、ふたたび体調が悪くなってしまいます。
自律神経で考えると、ストレスを乗り越えるには交感神経の力が必要になります。
そして、交感神経の行動基準は「戦うか逃げるか」です。
つまり、ストレスと全力で戦う、もしくはストレスからいちもくさんに逃げます。
これがストレスを乗り越える力になります。
全力で戦うのもいちもくさんに逃げるのも、どちらも筋肉を使います。
ですから、筋肉が使える状態でないと、ストレスを乗り越える力がつかないのです。
逃げる筋力も大事
ストレスが人間関係の場合、コミュニケーションも大切になりますが、実はコミュニケーションというのはテクニックにすぎません。
テクニックというものは、体というベースがしっかりしていることで初めて活かされるのです。
そのため、ストレスを乗り越えるためには、まずは交感神経の力をつけるために、運動を行うということが大切になります。
例えば、1日2~3回のラジオ体操でも構いません。
体を動かし筋肉を動かす習慣をつけましょう。
ストレスに対するテクニックは、この後につけていくといいでしょう。