更新日:2014.07.01
ウィルス活動時期の冬には気をつけましょう
なぜ冬は風邪をひきやすいのでしょうか?風邪の症状を引き起こすウィルスというのは低温・低湿な環境が大好きなのです。つまり日本の冬は、ウィルスの格好の活動時期なのですね。
せきをした時に、空中に飛散したウィルスは貴方の体の中に入り込みます。寒さが続くと人間の身体のリズムが崩れやすくなります。本来ならウィルスの侵入を防いでくれる喉の粘膜の分泌や、線毛(粘膜の表皮を覆っている毛)の働きも鈍くなり、簡単に風邪をひいてしまうのです。
風邪を予防するには、ウィルスの侵入を防ぐことが必要です。そのためには「手洗い、うがい」が簡単で効果的です。そのほか、外出時はマスクをかけ、保湿をする事・室内では適度な温度、湿度を保つ事も大切です。
また疲れやストレスなどで体力が落ちている時は、免疫力が弱り風邪をひきやすい状態です。毎日、充分な睡眠と栄養バランスのとれた食事もこころがけましょう!毎年風邪を引きやすい方、なかなか治らない方、まずは日常生活から見直してみましょう。
※東洋医学では胸椎2番にある風門というツボから邪気がはいると風邪をひくといわれています。背中が「ぞくぞくする」といわれているのはそのためです。特に、首から背中は冷やさないようにしましょう。