更新日:2014.07.01
冷え性の原因と自律神経の乱れの関係
女性に多い冷え性は、実は自律神経の乱れによる物なのです。身体には本来絶妙な体温調節装置(自律神経)があります。私たちが37度前後の体温を維持できるのも、この装置のおかげなのです。
自律神経とは、体内に張り巡らされたコードのようなもので、オンとオフを切り替えながら身体の機能を調節しています。しかし冷えに長年さらされているとこの切り替え装置に乱れが生じ、その結果、様々な身体の不調が現れるのです。
放っておくと、生理不順、生理痛だけでなく子宮内膜症、子宮筋腫、不妊症など婦人科系の病気に発展する事も多くあるのです。また、女性は生理のとき一時的に身体が貧血状態になり、代謝機能が弱まり冷えを感じることもあります。
冷え性を改善するには、シャワーでは済ませずに湯船につかる、きつい下着を付けない、ハイヒールを履かない・冷房をかけすぎない・ストレスを溜めない等の事が大切です。また、身体を冷やす性質のあるもの(生野菜・果物・ビール)の取り過ぎに気をつけ、根菜類や火を通した食べ物・飲み物を摂る様にしましょう。
オフィスなどで長時間冷暖房にさらされることが多い現代、衣類での温度調節や軽く身体を動かすこともしてみましょう!