更新日:2014.07.10
執 筆:整体師 飯島淳
あなたの血液は、サラサラですか?それともドロドロですか?
当院で行っていた「血液チェック」で、色々な方の血液の状態を 見る機会がありましたが、「凄いサラサラですねぇ~!!」という人はなかなかいませんでした。
「うわっ、ドロドロだなぁ~...」とご自分の目で見て驚かれている方が半数以上かと思います。びっくりしますよ...
では、そもそも血液とは?
血液量は、体重の13分の1といわれています。そして、血液には、赤血球・白血球・血小板・血漿などの種類があります。この血液が、1回の脈拍ごとに60ccの量が心臓から出ていきます。心臓から送り出された血液は、動脈を通り毛細血管に流れ、体の隅々まで届きます。
この時に、酸素や栄養などを運び、全身の細胞に行き渡り、代謝活動を行います。 そして、その結果に出た老廃物などは再び毛細血管に入り、今度は静脈の中を流れて心臓に戻ってきます。
この循環では、動脈は弾力性があるので、心臓のポンプを利用して収縮&弛緩して血液を流せますが、特に足先の静脈から心臓に戻る時は、足(ふくらはぎ)のポンプを利用して血液を流します。
「足は第二の心臓」とはよく言ったものですね。
このように血液循環がスムーズに行われていれば良いのですが...
では、血液がドロドロとは?
簡単に言うと濃い血液・粘着性の高い血液のことです。
先ほど述べた血漿では、糖分や脂肪分・アルコールなどを摂りすぎると、ネバネバになって液体がドロドロになってしまいます。では血球の場合、ストレスなどを受けて活性酸素が増えると、あっという間に血球が連結して毛細血管などをスムーズに流れることが出来なくなります。
このように、血液がドロドロになる原因は、大きく分けて2種類です。特にストレス・食べすぎ・飲みすぎ・たばこ・脂っこい物・肉類などは要注意です!!ドロドロになると、動脈硬化は進み、脳梗塞・心筋梗塞・脳血栓・高脂血症などのさまざまな病気につながってしまいます。
血液をサラサラにするには、ドロドロになってしまう要因を出来るだけしないようにしましょう。
そのためには
そして、サラサラになるとされる食品を摂るのも良いでしょう。
たとえば、納豆・青魚(刺身の方が良い)・食物繊維・ビタミンなど。それと、たまねぎは、切ってから15分以上放置しておくと、血栓予防効果の物質が失われないようです。
暑い夏が来てしまいますと、たくさん汗をかいたりして、老廃物も増えます。
適度な水分を摂り、血液サラサラになれるように過ごしましょう。
一度ご自身の血液をチェックしてみて下さい。
画像を観てからだと、「あっ、気をつけよう!!」が日常で増えるとこでしょう。