更新日:2019.01.09
執 筆:整体師 角道征史
カゼなどの症状の予防・対策方法は?
あけましておめでとうございます。
正月明けにもなると、飲み、食い、寝過ぎの生活から、仕事・学校などの日常モードへの移行もなかなか大変なのではないでしょうか。
昨夏はあれだけ暑かったのに、12月の中旬から急激に冷え込んで、カゼやインフルエンザ、自律神経失調症など、体調の悪化する人がかなり多いというニュースがありました。
今回はこうした症状の予防・対策についてお話していきたいと思います。
カゼやインフルエンザの予防ということでは、マスク・手洗い・うがいなどウィルスや細菌が体の中に入ってくるのを防ぐことが、まずあげられます。
こうした防御をするということも大切ですが、それよりも重要なのが、ウィルスに負けない体を作っておくということです。
4つの体力という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
こうした体力の基になるのは、エネルギーの基になるのは酸素であり、栄養であるんですね。そしてこの酸素や栄養を取り入れてうまく活用するために、水やビタミンが使われるわけです。
つまり体力を底上げして、カゼやインフルエンザにかからないようにするためには、しっかりと、酸素、三大栄養素の糖・タンパク質・脂質、それを活用するためのビタミン、そして水を摂取する必要があるということです。
カゼにビタミンCってフレーズ、よく耳にしませんか?
これはビタミンC自体が、タンパク質と脂質からエネルギーを作るために使われるだけでなく、ストレスがかかるときにできてしまう活性酸素や、ウィルス、細菌などの有害物の処理にも使われるからなんですね。
カゼの予防にだけでなく、引いてしまった後の回復にも役立つわけです。
酸素・栄養・水をしっかり摂ることによって体力が強化されれば、カゼやインフルエンザへの抵抗力が上がるだけでなく、ストレスに対しての耐性も大幅にアップします。
つまりはストレスに負けない、自律神経がしっかりと働くことのできる、元気な自分になることができるということです。
忙しい日々を生きていると知らず知らずのうちに呼吸は浅くなり、酸素の慢性的な不足に陥りやすくなります。
時間を見つけては、腹式呼吸や深呼吸でたっぷりと酸素を補充し自律神経を整え、バランスよく栄養を摂り、積極的に水分を補給しましょう。
そうしてこれからの寒い季節を元気に乗り越えていきましょう。