更新日:2014.06.30
筋肉のこり固まりが、血液の悪循環をまねく
私達の首や肩は、4~5キロもある頭や体重の約8分の1の重さの両腕を支えており、立っているだけでも大きな負担です。また、パソコン作業や運転などの世に長時間の同じ姿勢での仕事も首や肩に負担をかけてしまいます。負担がかかると肩や首の筋肉が固まり肩こりとなります。
筋肉がこり固まると、血液の循環も悪くなり、肩こりがさらに酷くなっていきます。肩こりなどがあると、体は痛みから逃るために、背を丸めたり、ゆがんだ姿勢をとり続け、それが習慣化してしまいます。すると肩や首だけでなく、 背骨や骨盤などにも負担がかかるようになります。
すると、ゆがみが波紋のように体のいたる所に広がり、頭痛、吐き気、嘔吐、めまい、耳鳴りなどが出てきます。
肩こりの対策は、1時間半に一回は3分以上体操をすること、首や肩を冷やさないことなどが重要です。また、肩の血行を良くするために、ぬるめのお湯でゆっくりとお風呂につかることも大切です。
それでもだめなら、整体を受けることをお勧めします。ゆがんだ首や肩の筋肉は、体操だけでは元に戻らないことが多いのです。整体でそれらを解消すれば、肩こりもなくなります。