更新日:2018.09.13
執 筆:整体師 佐藤優
突然ですが、『上』という言葉があるのは『下』という言葉があるからです。
同じように、『右』・『左』、『光』・『闇』、『女』・『男』、『動』・『静』などなど。
どちらかが無くなってしまうと、一方も意味を無くしてしまうものです。
『交感神経』・『副交感神経』も同じことです。
交感神経が無ければ副交感神経という概念も無く、副交感神経が無ければ交感神経という概念も無い。
つまり、どちらが良い悪い、正しい間違っているではなく、裏があって表があるのですから、どちらも必要で意味があるということです。
意味の無いものはありません。
もし、これは意味がない!と認識しているものがあれば、それは自分で意味を無くしているだけです。その多くは考えることをしたくない為に。
不都合があった時、これは何の意味があるのか?
この症状は体が自分に何を教えようとしているのか?
こういった考えが必要だなと、日々私も自分に問いかけています。
症状は辛いです。
ですが、その辛さが無ければ、あなたは立ち止まれなかったと思います。
そのまま進んで、もっと大ごとになってしまっていたかもしれません。
立ち止まらせるには辛さが必要です。
あなたの体は意地悪で症状を出しているのではありませんね。
その意味を汲み取ってあげることが出来れば良いなっ!と常々感じています。
また、そのお手伝いが出来ることを我々はしていきます。
お話し始めると、もっとお伝えしたくてついつい長くなってしまいます(苦笑)
出来事には意味がしっかり隠れています。
意味を無くしてしまうのは非常にもったいないことですので、
「これは何を教えようとしているのか?」を少しでも良いので、考えて汲み取ってあげることをおすすめします。