更新日:2018.11.09
執 筆:整体師 佐藤優
最近患者さんとお話していると、
患者さん「先生、何をするにも怖いんです」
私「どうしてでしょうか?」
患者さん「自信がないんですよね…」
こういうやりとりが多いと感じます。
さて、自信とはなんでしょうか。私はこの二つだと思います。
主に自信というと、自己有能感の方をイメージするかと思います。
ですが、この出来るぞ!という要素だけではないのです。
自分で決めたんだ!という自己決定感も自信の要素には必要です。
自信がないんですという方とお話ししていると、この自己決定感が薄いのです。
「親に言われたので決めました」
「こっちの方が無難なんで決めました」
「なんとなく流れで決めました」
「本当はこっちの方が良かったけど、周りに合わせてそっちにしました」
など、自分で決めてきた感覚が非常に少なかったのです。
まぁるく収めること。これが染み付いているそうです。
自己有能感は他者と比べて、という前提があります。
人と比べて足が速い。人より絵がうまい。など、どうしても自分は出来るぞ!と感じるには他者が絡んできます。
ですので、今は自己有能感を感じられていないのであれば、(実は自分は出来ないと思っていただけ、ということが多いですが…)まずは、自己決定感から取り組んでみることをお勧めします。
もしも今やっていることが仮に100%流れでやっているというのであれば、まずは自分がやっているという要素を1%入れてみてください。
この為に働いている。これが欲しくて。あそこに行きたくて。こういう自分でいたくて。
受験勉強するのは大学に行くことによって…。など。
ポイントは、他人基準ではなく、自分基準を組み込むことです。(家族の為に・会社の為にではなく、あくまでも自分が得たいものです)
自分に自信を取り戻したい方は、自己決定を心がけることをお勧め致します。