更新日:2020.07.31
執 筆:整体師&カウンセラー 鈴木直人
元気になるためにまっすぐ立とう!
本日のテーマは「まっすっぐ立つということが、元気につながる」です。
これを知ることで、無意識に「まっすぐ立とうとする意識」が芽生えてくるでしょう!
誰しもが元気に生きていきたいと思っています。
しかし、元気になるには条件があります。
一般的に「健康の維持に欠かせないもの」というと…
この3つです。
しかし、実はこの3つだけでは健康を維持できません。
もう一つ、とても重要なものがあります。
それは 『重力』です。
宇宙飛行士は、宇宙空間で運動もしています。
バランスのいい食事をしていますので、栄養も問題ありません。
休養もきちんと取っています。
しかし、地球に帰ってきたばかりの時は、あまり健康ではありません。
それは、宇宙空間にいる時に、重力がかからなかったからです。
重力(刺激)をうまく使うと元気なる!
実は、重力がないと脳の機能が低下します。
人間の受精卵も育たないと言われています。
多くの植物も、重力があるので、空に向かって延びるように成長していきます。
重力は、我々の生命の維持に必要な「刺激」なのです。
うつの方は脳の機能が低下しておりますが、脳の活性化に欠かせないのが…
の3つです。
重力がうまく脳に伝わらないとうつになる
酸素と栄養は血液で運びますが、一番の刺激は重力なのです。
そして重力という刺激を受ける時に、まっすぐ立っていることが重要になります。
まっすぐ立たないと、脳の活性化につながる刺激(重力)にならないのです。
すると、脳の一部が働きにくくなってしまいます。
特に「認知」と「記憶」の機能が働きにくくなってしまうのです。
認知症の方は、たいがい姿勢が悪いのです。
うつの症状では、認知機能が低下したり記憶力が低下したりします。
これは、まっすぐ立たないということが原因の一つにもなっています。
「まっすぐ立つ」とは具体的にどのように立てばいいのでしょうか。
それは、足の裏を意識することから始まります。
最初に、左右の足の裏にかかる体重を均等にします。
体重が50キロならば、右に25キロ・左に25キロといった感じです。
次に、足の裏の前後(指の付け根とかかと)にかかる体重を均等にします。
最後に、足の裏の内側と外側にかかる体重を均等にします。
こうすることで、まっすぐ立つ土台が出来上がります。
あとは土台の真ん中に体を乗せるように立ちます。
最初は細かい姿勢は気にしなくてもかまいません。
土台を作り、土台の真ん中に体を乗せることに集中してください。
重力をうまく受け止めている感じになります。
こうすると重力という刺激が脳にまっすぐ入り、脳が活性化しやすくなります。
この状態で深呼吸をして、酸素を脳にいっぱい送り込むと脳の活性化は更に進んできます。
重力をうまく使って、少しでも元気になれることを祈っております。