更新日:2019.09.27
執 筆:整体師&カウンセラー 鈴木直人
本日は「眠る時間が長い(過眠)」という症状の、原因と対策をお伝えいたします。
ドラえもんに出てくる「のび太」には、3秒数えると眠れるという特技があります。
朝も遅刻してしまうほどよく眠っています。
実はこの状態、不眠症ということを知っていますか。
眠る時間が長い人は、不眠症の危険性があるのです。
長時間の睡眠は不眠症?
眠る時間が長いとは...
という状態です。
もちろん多忙な状態など、エネルギーをたくさん使った場合、睡眠時間が長くなるのは正常なことです。
しかし、長いあいだ眠る時間が長くなっている場合は、不眠症である可能性があります。
「たくさん眠っているのに...?」と不思議に思う方もいるかもしれませんが、不眠症の種類を知ると納得すると思います。
では、その種類をご紹介していきます。
種類を知ろう!
下記の4種類あります。
これらの一つでも当てはまると不眠症です。
それでは一つずつ解説していきます。
原因としては、交感神経の働きが抑えられているために、副交感神経が働けない状態です。
交感神経と副交感神経は、同じだけ働くようになっているため、昼間に交感神経があまり働かないと夜に副交感神経があまり働かなくなります。
副交感神経は、眠る神経ですから働か寝ければ深く眠れなくなります。
これが熟眠障害です。
交感神経があまり働いていないことが原因なので、昼間に交感神経をたくさん働かせることが熟眠障害の対策です。
体を動かしたり、大きな声を出したり、あるいは交感神経と関連の深い怒りや喜びなどの感情を出すと交感神経が働きやすくなります。
現在ラグビーが行われておりますが、スポーツ観戦に行くなどで大きな声を出したり、自分自身がスポーツをしたりなどして、一日に一度はたくさん交感神経を高めていきましょう。
人間の体は不思議なもので、動かせば動かすほど眠れるようになっていきます。
朝スッキリ起きれたらOK!
ちなみに、深く眠れると朝はスッキリ目覚められます。
朝スッキリ目覚められない方は、十分な睡眠時間をとっていても熟眠障害の可能性があります。
他の3種類の不眠症は自覚しやすいですが、熟眠障害は自覚しないことも多いです。
眠りすぎる時はお気を付けください。